川島崇志写真集『Unfinished Topography / collection 描きかけの地誌 / 蒐集(abp刊)』刊行記念トーク - 物語とイメージ、思考する場としての写真

9月27日(日) / 19:00〜20:30

/ Talk Session

スピーカー:川島崇志 (写真家) × Philippe Egger(デザイナー) × 後藤繁雄:(G/P gallery)

会場:代官山 蔦屋書店1号館2階イベントスペース(東京都渋谷区猿楽町17-5)

料金:¥500

要事前予約

参加予約: 03-3770-2525

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東日本大震災や火山の噴火などカタストロフを起点に作品を制作してきた写真家・川島崇志。ミッシェル・ウエルベックを始め、物語の断片とイメージを組み合わせて発表されるユニークなインスタレーション作品で注目を浴びています。2011年から現在に至るまでの、川島による断片的な物語の集積ともいえる新作写真集の発行を記念して、スイス人デザイナーPhilippe Egger(フィリップ・エッガー)、編集者・後藤繁雄と共に、近い未来を暗示するもの、またはそれを思考する場としての川島の写真に迫ります。

川島崇志(写真家)

1985年、宮城県生まれ。東京工芸大学大学院修了。2011年、a.a.t.m(art award tokyo marunouchi)で審査員賞(後藤繁雄賞)を受賞。2012年のTOKYO FRONTLINE PHOTO AWARD ではグランプリを受賞する。2013年 4月にはG/P galleryで個展「新しい岸、女を巡る断片」を開催し、同名の写真集を出版。この写真集は「第18回文化庁メディア芸術祭」において審査員推薦作品に選出。主な個展に「描きかけの地誌 / 蒐集」(東京、G/P gallery、2015年)など。

Philippe Egger(デザイナー)

スイス生まれ。ローザンヌ美術大学(ECAL)卒業後、同大学で教鞭を取る。マスタープログラム「MAAD: Master Art Direction」のディレクターを勤め、日本人アート・ディレクター、仲條正義氏の作品にインスパイアされたプロジェクト「What Would Mr.Nakajo Do?」を始め数々の出版物、展覧会をディレクション。インディペンデント・デザイナーとしても活躍。

後藤繁雄(G/P galleryディレクター)

1954年大阪府生まれ。編集者・京都造形芸術大学教授。これまでに数多くの写真集を編集・制作しており、自著においても、写真の最前線の考察やインタビューを行ってきた。日本人若手写真家の発掘・育成に力を注ぐ一方、2008年には東京・恵比寿にG/P galleryを開廊。2013年には東雲・TOLOTに、2つ目のギャラリースペースをオープンした。ポートフォリオ・レビューイベントや写真集ブックフェア、アワードを企画するなど、新たな写真シーンの活性化、および現代写真の振興を自らのミッションとし、精力的に活動している。

On ‘Unfinished Topography/Collection’ (abp) by Takashi Kawashima - Narrative and Image: Photography as a Site for Thinking

September 27 (Sun) / 7:00pm – 8:30pm

/ Talk Session

Speakers: Takashi Kawashima (Photographer) x Philippe Egger (Designer) x Shigeo Goto (G/P gallery)

Site: Daikanyama T-site building 1 2F (Sarugakucho 17-5 Shibuya-ku, Tokyo)

Fee: ¥500

Prior registration is required.

Book via: +81-3-3770-2525

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